センター紹介

所長あいさつ

東京都がん検診センター 所長 鶴田耕二

東京都がん検診センターは、平成2年に多摩地域のがん対策の中核拠点としてがん検診事業を開始し、多摩地域住民の方や企業・団体向けにがん検診をはじめ、検診の精度と診断技術を向上するための調査・研究のほか、がん検診に携わる医療技術者育成のための講習会の開催や、がん検診受診率向上のための普及啓発活動を行っております。

国は「がん対策基本法」に基づく次期がん対策基本計画の策定に当たり、がん検診について具体的な検討を行うための検討会を設置し、報告書がまとめられました。

その中では、「がんの早期発見・早期治療を更に進め、がんによる死亡率の低下を目指していく上で、がん検診の更なる充実は必要不可欠である」としております。 さらに、がんの一次検診受診率を50%以上にすること、二次検診(精密検査)の受診率を90%以上とすることが目標として提言されています。二次検診(精密検査)とは、がんの一次検診で、精密検査が必要と通知が来た人のことです。例えば、便潜血検査で陽性と通知が来たのに、医療機関を受診しない人が、30~40%おります。

今では、早期大腸がんであれば100%近く治るのに、もったいない話です。当センターでは、がんの一次検診で要精密検査との通知が来たものの、医療機関を受診するのをためらったり、どこを受診すればよいかわからないという方を積極的に受け入れています。ぜひ、お気軽に当センターの保健指導係までご連絡ください。

当センターでは、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頚がん、肺がんのいわゆる5大がんの検診、精密検査を実施しております。とりわけ日本人に多い胃がん、大腸がんについては、内視鏡を用いた検査・治療も実施しており、年間の検査数も12,000件を超える実績があります。

急激に増加している乳がん検診についても、マンモグラフィ検査やマンモトーム生検で高い精度を持って対応しております。また、日帰りがんドックや、レディースコースとして乳がん、子宮頚がん検診コースも設けており、お気軽にお申込みください。当センターは、がん検診専門施設として質の高いがん検診機能を有し、「地域がん診療連携拠点病院」である多摩総合医療センターと連携し、がんの早期発見から治療まで一体化したがん診療ができますので、医療機関からの積極的な二次検診のご紹介をお願いいたします。

また、胸部異常陰影や、消化器内視鏡検査目的のご紹介等、「地域の検査センター」として、地域医療機関のお役にたちたいと思っています。 今や国民の二人に一人はがんにり患する時代で、40~50歳台の働きざかりの方のがん発生も近年増加傾向にあります。そのため定期的にがん検診を受け、早期発見・早期治療に結びつけることにより、完治も期待でき、死亡率も減少します。

これからも多摩地域の皆様をはじめ、東京都民の方々にがん検診の大切さをもっと知っていただき、安心して検診を受けていただけるようスタッフ一丸となって日々努力してまいります。

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