外来のご案内

呼吸器内科

特色・専門領域

診察について

呼吸器内科外来では、次のような方のために診察・精密検査を行っています。

  • 健康診断、人間ドックなどの胸部Ⅹ線検査で「要精密検査」と判定された方
  • かかりつけの医療機関から紹介された方
  • 咳(せき)、痰(たん)、血痰(けったん)などの自覚症状が続いている方
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ただし、治療は行っておりませんことをご了承ください。
診察・精密検査の結果、治療が必要と判断した場合には、日本呼吸器学会認定施設・日本呼吸器外科学会認定施設などの高度専門医療機関へご紹介いたします。
また、当センターでは自治体や企業から委託された肺がん集団検診(住民検診、職場検診)を行っていますが、個人向けの検診として、低線量CT肺がん検診日帰りがんドックをご用意しています。肺がんの早期発見のために、年1回の検診を継続して受けることをおすすめいたします。

検査内容

1:胸部Ⅹ線検査
肺がん集団検診で最も一般的な検査です。肺の奥に発生した肺がん(肺野型肺がん)は、胸部Ⅹ線検査によって異常な陰影(カゲ)として指摘されます。ただし、直径20mm未満の小さな肺がん、色の淡い肺がん、骨・心臓・大血管などに重なる位置に発生した肺がんなどは発見が困難です。

kokyuuki-022:喀痰細胞診
太い気管支に発生した肺がん(肺門型肺がん)には、胸部Ⅹ線検査などの画像診断による発見が難しいものもありますが、痰(たん)の中に「がん細胞」が含まれることが多いので、3日間連続して早朝の痰(たん)を採取して特殊な処理を加え、顕微鏡で「がん細胞」の有無を詳しく調べます。

3:胸部CT検査
胸部全体を1~10㎜の幅で輪切りにした画像を撮影します。胸部Ⅹ線検査によって指摘された陰影(カゲ)の存在部位、大きさ、形状などがより詳しくわかりますので、胸部Ⅹ線検査で「要精密検査」と判定された場合に精密検査として行われます。胸部Ⅹ線検査では発見しにくい直径20mm未満の小さな肺がん、色の淡い肺がん、骨・心臓・大血管などに重なる位置に発生した肺がんの発見に有効です。

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4:喀痰細菌検査
痰(たん)を採取し、1~6週間かけて培養します。肺感染症の原因となる細菌の有無や種類を調べます。

低線量CT肺がん検診

低線量CT(放射線の照射線量を軽減させたCT検査)による肺がん検診です。胸部Ⅹ線検査では発見しにくい早期の肺がんの発見に有効です。喫煙量が多い、近親者に肺がんの方がいる、受動喫煙が心配であるなどの理由により、個人的に肺がん検診を受けたいとお考えの方におすすめいたします。

日帰りがんドック

低線量CT検査に加えて、消化器系の検診も受けられるコースをご用意しています。

低線量CT肺がん検診について

「有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン」では、診療現場での撮影条件を用いた通常線量CTは、被ばくの面から健常者への検診として用いるべきではないとされています。低線量CT肺がん検診では、放射線被ばくのリスクを考慮し、照射線量を軽減させてCT検査を行います。得られる画像の質は、診療現場でのCT検査と比べて劣りますが、スクリーニングの目安となる5mm以上の陰影(カゲ)の存在については指摘が可能であることが証明されています。当センターの低線量CT肺がん検診での被ばく線量は平均的な体形の方で1.5mSv(ミリシーベルト)です。しかしながら、若年(40歳未満)の方には、放射線被ばくのリスクを考慮し、あまりおすすめいたしません。

診療実績

平成26年度診療実績

胸部Ⅹ線検査 8,750件
喀痰細胞診 1,788件
胸部CT検査 1,074件
喀痰細菌検査 111件
低線量CT肺がん検診 94件
日帰りがんドック 154件

スタッフ

医師名 資格・経歴
呼吸器内科部長 笹野 進
(ささの すすむ)
日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
日本外科学会認定登録医
肺がんCT検診認定医師
医学博士
呼吸器内科医長 鳥居 陽子
(とりい ようこ)
日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医・指導医
日本内科学会認定医
肺がんCT検診認定医師
医学博士

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